Webサイト管理人さん、特に有料サーバを借りている人は「転送量」という問題が悩みのタネです。人気が出てアクセス数が増えれば増えるほど転送量が増えてサーバに負担を強いることになるからです。サーバによっては1GBいくら、みたいに追加料金を請求することもあります。でもここに大きな問題が。「転送量」はほとんど自分の意思でコントロールすることが出来ないということ。巨大サイトにリンクをはられたら大量のアクセスが殺到して一気に転送量の上限をオーバーしちゃったり。大量のスパムメールでパケ死するようなもんですよ。今回はINTERNET Watchにとりあげられた「ひらがなぶろぐ」執筆者のお父さんが嘆いています。 過去には、個人ニュースサイトが海外のムービーに直リンクして紹介したところ、海外から「お前のおかげで転送量オーバーしたぞゴルァ!」ってアクセス料金の請求書が来た、なんてはなしもありますし。アクセスする側は定額制なのにされる側は容量課金であるという変な構造、流動的すぎるアクセスに対し、動かすことが出来ぬ回線&サーバ。そんな歪みからこんな問題が生まれてしまうんでしょうね。ボランティアベースなところがインターネットの面白みであるわけで、その辺はもう「うまくやる」しかないのかなぁ。(ことのは)
関連:商業サイトでのサイト紹介問題(ARTIFACT)
参考:株価急変時にサイトがダウン
- ホーム
- ネット2004-2011
- INTERNET Watchにとりあげられてアクセス急増⇒サーバ落ちる