東京新聞が、ヤマギワの火事はたこ足配線による過電流が原因だと報道したことについて、運営側のソフマップが抗議文を発表しました。『当社では、東京消防庁及び警視庁から現場検証の結果を確認している内容では、「出火原因不明」というご報告を頂いており、さらに東京消防庁及び警視庁ともに報道のような発表事実が無いことを確認しております。』だそうです。(PC Watch)
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東京新聞リンク切れなので転載
秋葉原・量販店ビル火災
『たこ足配線』で過電流
東京・秋葉原のパソコンソフトなどの量販店「ソフマップソフト ヤマギワソフト館」で今年二月に起きたビル火災で、出火原因は電気コードに定格以上の電流が流れ、過熱発火する「過電流」だったことが十一日、東京消防庁の調べで分かった。警視庁も同様の見方を強めており、同庁科学捜査研究所はコードの鑑定作業を進めている。
東京消防庁の調べでは、一階エスカレーター下のコンセントに差し込まれた電気コード全体が最も激しく燃えていた。このコードは延長コードを経てCD試聴用コーナーのCDプレーヤーなど複数の電気機器に“たこ足”配線状態で接続されていた。配線は長期間にわたって同じ状態だったとみられる。
同庁はコードの焼け方などから、コードに定格以上の電流が流れ続けたため、全体が過熱し発火、火がコードの上に積まれた段ボールなどに燃え移ったと結論付けた。燃えた段ボールなどは翌日に開催予定だった商品イベント用の装飾品で、火災当日に店員が置いたものだった。
この火災後、東京消防庁は秋葉原電気街の各販売店を対象に一斉査察を実施。展示中の電化製品の配線について検査、再発防止を指導した。
火災は二月十日午後一時五十五分ごろ、発生し、八階建てビルの一−三階計約四百五十平方メートルを焼いた。店内の客と店員計百二十人は非常階段などを使って全員避難し、消防隊員ら三人が軽傷を負った。