ナムコがニーチェの著作「ツァラトゥストラはかく語りき」を商標登録していたという話題がスラド入り。このタイトルは2003年から話題になっていて、ゼノサーガ エピソードIIIのサブタイトルだと推察されています。というのも、エピソードIのサブタイトル「力への意志」はやはりニーチェの著作で2001年3月22日に出願され第4605501号として登録されていたり、エピソードII「善悪の彼岸」も同様に2003年の4月1日に出願され第4724941号として商標登録されているからです。 別件になりますが、数日前にひとことBBSで話題になっていた「RPG」がバンダイの登録商標であるという件をついでに調べてみたところ、1999年2月に出願、翌5月に第4381951号で登録されていました。(スラッシュドットジャパン)
関連:ゲームメーカー商標出願情報(QUITER)
参考:ゼノシリーズ用語集 Chaos et cosmos
参考:Wikipedia「ニーチェ」
過去:2003/10/15 「ゼノサーガ エピソードIII」のサブタイトルは”ツァラトゥストラ”?
未確認ですがスラドの書き込みには
「TVゲーム」はロート製薬の登録商標です。
「自動車」は白元、不二家の登録商標です。
「インターネット」は東洋紡績の登録商標です。
「日本」は松田薬品工業の登録商標です。
なんて書いてあったりして。
また、Wikipedia「商標」には
独占力が強いため、商品や役務の分野(禁止権)を限定して設定登録される。これにより、同じ態様の商標でも異なる商品(役務)であれば、禁止権が及ばないことから、相対的拒絶の理由は無くなり設定登録が可能。ただし、先願登録商標が著名であれば、先願の著名標章と混同を生ずるおそれがあるものとして法第4条1項15号の拒絶の理由により設定登録できない。
とも書かれているので、消費者として問題となることはなさそう。さもゼノサーガと関連しているかのような名前のゲームが出るのを防ぐための登録ってかんじなのでしょう。
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