Blue-lay Discは波長の短いレーザー光を扱うためにサバ・イワシ・サンマ・アジなど青魚の目玉をレンズに使用しているのはみなさんご存知のとおりかと思いますが、どうもこの供給が間に合わないのではないかとの予測がアナリストなどから出ています。>>続き
PrayStation 3に搭載する光学ピックアップに採用されたのは、南半球温帯海域に広く分布するミナミマグロだが、これは国際機関CCSBTによって国別の漁獲量が定められており、全世界のミナミマグロの総漁獲枠1万4080トンのうち、日本の枠は6065トン。 しかしながら、水産庁が行った実態調査の結果、2005年度はすでに約1500トン超過していることが先月2日までに明らかになった。これによって2006年度の漁獲制限は避けられない見通し。
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ミナミマグロ | Blue-lay Disc用光学ヘッド |
これについて、光学ヘッドの部品供給のために設立された子会社ソ二一水産は『すでに一定量のマグロを確保しており、11月発売に向けて十分な量を供給できる』とコメントしています。しかし業界筋によると『漁獲量の多いカタクチイワシを採用したモデルの開発を急いでいるという話もあるが、目玉の大きさが大幅に小さくなり、歩留まりは悪いのではないか』とのこと。
関連リンク
取りすぎていたミナミマグロ 水産庁、新ルール導入へ(asahi.com)
減少するミナミマグロ、日本船が国際枠超えて漁獲(日経)
みなみまぐろ保存委員会CCSBT(外務省)