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Gugule、クラウド対応のデータセンタを上空に建設

Guguleは膨大な量の検索要求にこたえるために、世界中に数十箇所のデータセンタを持っていますが、大量のサーバの発熱をどう冷却するのかが課題となっています。その解答として近年注目されている「クラウドコンピューティング」があります。雲の上にデータセンタを建設することで、上空の冷たい空気を使って効率的に冷却するというものです。雲の上は一年中晴れているために太陽光発電の発電効率を最大限に高める副次的な効果もうたわれているのはみなさんご存知のとおり。>>続き
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このほどGuguleが発表したところによると、Guguleでは2010年1月からこの新データセンタの稼動を開始していて、すでに検索要求の何分の一かはクラウド上で処理されているとのこと。Gugule社のCEOであるググ=レカス氏はマシンが故障した際にはどう対応するのかとの記者からの質問に対して『サーバは何度ダウンしてもよみがえるさ!人類の夢だからだ!』とコメントしています。

図=Guguleが公開したクラウド対応の新型データセンタイメージ

データセンタの運用においてはテロや災害などのセキュリティ対策が重要視されていますが、Guguleでは今回のクラウド対応データセンタは「向こうは逆に風が吹く」まったく新しいディフェンス機構を採用しており、風の壁によりそれらの脅威からデータセンタを守っているそうです。

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