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会場となったチャペルは音楽のホールではないので、あまり音が響かないし雨の音が室内にも聞えてくるような環境でしたが、バロック時代の人々もきっと教会ではこんな「音」を聴いていたんだろうなぁと、タイムスリップしたような気分になりました。 しかし、この音を再現できたのは、グスタフ・レオンハルト氏をはじめとする現代の人たちの地道な研究のおかげ。 こだわりにこだわった音楽を堪能しました。
曲目
スウェーリンク: プレルーディウム
J.P.Sweelinck: Praeludiumシャイデマン: プレルーディウム(1637)
H.Scheidemann: Praeludium(1637)アラウホ: ティエント 第54番(1626)
F.Corea de Arauxo: Tiento 54 (1626)ラインケン: トッカータ ト短調
J.A.Reinken: Toccata in g minorフィッシャー: シャコンヌ ヘ長調
J.C.F.Fischer: Chaconne in f majorブロウ: 3つのヴォランタリー
J.Blow: Three voluntariesケルクホーフェン: ファンタジア 第131番、第132番、第129番
A.van den Kerkhoven: Fantasia 131, Fantasia 132, Fantasia 129パーセル: ヴォランタリー ト長調
H.Purcell: Voluntary in g majorベーム: コラール前奏曲「キリストは死の絆につかせたまえり」
G.Bohm: “Christ lag in Todebanden”
恥ずかしながら、一曲も知っている曲が無かったw!
僕は場違いなんじゃなかろうかとちょっとあせったw。
コンサートのあとは、ベルギービールのお店で「ヒューガルテン 禁断の果実」とか飲みましたw。