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日記:グスタフ・レオンハルト氏のコンサートに行ってきた!

巨匠、グスタフ・レオンハルト氏の来日公演に行ってきました! 御歳83歳(今日で84歳!)になる古楽の大御所でいらっしゃいますが、まさかそんな方の演奏を生で聴ける機会に恵まれるなんて! 氏は、表現が豊かになった現代の楽器で古楽を演奏するのではなく、その曲が作曲された当時の楽器を再現して演奏することを提唱しています。 そんなわけなので、今回演奏に使用されたパイプオルガンは現在では失われてしまった17世紀の材料&工法を再現した世界で4台(日本に1台)しかないオルガンの一つ。 空気を送り込むのもわざわざ人力で行われ、オランダから招かれたオルガンの製作者自らが行いました。
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会場となったチャペルは音楽のホールではないので、あまり音が響かないし雨の音が室内にも聞えてくるような環境でしたが、バロック時代の人々もきっと教会ではこんな「音」を聴いていたんだろうなぁと、タイムスリップしたような気分になりました。 しかし、この音を再現できたのは、グスタフ・レオンハルト氏をはじめとする現代の人たちの地道な研究のおかげ。 こだわりにこだわった音楽を堪能しました。


曲目

スウェーリンク: プレルーディウム
J.P.Sweelinck: Praeludium

シャイデマン: プレルーディウム(1637)
H.Scheidemann: Praeludium(1637)

アラウホ: ティエント 第54番(1626)
F.Corea de Arauxo: Tiento 54 (1626)

ラインケン: トッカータ ト短調
J.A.Reinken: Toccata in g minor

フィッシャー: シャコンヌ ヘ長調
J.C.F.Fischer: Chaconne in f major

ブロウ: 3つのヴォランタリー
J.Blow: Three voluntaries

ケルクホーフェン: ファンタジア 第131番、第132番、第129番
A.van den Kerkhoven: Fantasia 131, Fantasia 132, Fantasia 129

パーセル: ヴォランタリー ト長調
H.Purcell: Voluntary in g major

ベーム: コラール前奏曲「キリストは死の絆につかせたまえり」
G.Bohm: “Christ lag in Todebanden”

恥ずかしながら、一曲も知っている曲が無かったw!
僕は場違いなんじゃなかろうかとちょっとあせったw。


コンサートのあとは、ベルギービールのお店で「ヒューガルテン 禁断の果実」とか飲みましたw。

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