Androidタブレット端末、AcerのICONIATAB A500を買って2ヶ月ほど使ってみてます。 ってなわけで、使用感とかをレポートです! iPhone 4を愛用している僕ですが、このICONIATABは主に家の中で使っています。なかなか便利ですよー。>>続き
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■開封!
箱を開けるといきなり本体が目に入ってきて、その下にマニュアルやらアクセサリ類が入っています。Apple製品をかなり意識したつくりだなぁ。
内容物はこんなかんじ。シンプル!
・ACアダプタ
・USBケーブル
・HDMIケーブル
・クリーニング用の布
・説明書やら保証書やらCDやら
クレードルは別売りです。
ACアダプタはこんなかんじにプラグ部分を組み立てる方式。世界各国のコンセントの形に対応するためなんだろうなぁー。
■スペック
乱立するAndroidタブレットですが、スペックを比べてみると…。
名称 | ICONIA | SonyTablet S | EeePad |
---|---|---|---|
OS | Android 3.1 | ||
CPU | NVIDIA Tegra 2 1GHz デュアルコア | ||
メモリ | 1GB | ||
画面サイズ | 10.1型ワイド | 9.4型ワイド | 10.1型ワイド |
解像度 | 1280×800 | ||
タッチ方式 | 静電容量方式 | ||
記憶領域 | 16GB | 16GB/32GB | |
無線LAN | 802.11 b/g/n | ||
USBホスト | 1(USB2.0) | 1(USB 2.0 Micro-AB コネクター (ホスト/クライアント対応)) | – |
USBクライアント | 1(マイクロUSB2.0) | – | |
HDMI | ミニ出力×1 | – | ミニ出力×1 |
Bluetooth | BluetoothR2.1+EDR | ||
GPS | 搭載 | ||
加速度センサ | 搭載 | ||
ジャイロセンサ | 搭載 | ||
電子コンパス | 搭載 | ||
照度センサ | 搭載 | ||
メモリカード | micro SDHC | SDHC | micro SDHC |
前カメラ | 200万画素 | 30万画素 | 120 万画素 |
後カメラ | 500万画素 | 511万画素 | 500 万画素 |
オーディオ | ステレオスピーカー+マイク搭載 | ||
重さ | 約765g | 約598g | 約680g |
最安値(9/25) | 29,998円 | 40,393(16GB)円 47,129(32GB)円 |
32,500(16GB)円 45,800(32GB+KB)円 |
ええ、そうです。ほとんどスペックに差はないんです!
ちょっと重いくらいw。
そしてこのICONIATAB A500はかなり安いw
※ちなみに、iPad2の16GBは4万2000円くらいです。
安いからといって質感が悪いかというとそうでもなく。
さすがにiPadと比べると、あわせ部分なんかの精度には劣りますが、
タッチパネルの表面はゴリラガラス採用、ボディはヘアライン加工のアルミ。
いい材料を使ってますので満足度は高いです。
国内一流電機メーカの製品と比べても遜色ないのではないかと。
■HDMI端子搭載
miniHDMI端子と接続ケーブルが付属しています。
大画面のテレビに接続すれば、なんの設定もなしにいきなりテレビに映ります!本体と同じ画面がコピーでテレビに映って大画面でゲームやったりするのもできるし、動画再生もできるし。
ケーブル一本もって行けば、訪問先の家のテレビに「これこないだの写真だよー」とか言って映すことができます。
別売りのアクセサリ買わなくていいのと、何より手軽さが嬉しいです!
■Flash搭載Webブラウザ
横1280ドットもあるので、パソコン用サイトの表示に困ることはありません。
iPadでは見れないFlashを使ったサイトもこのとおり!普通に閲覧できます。
■プリインストールアプリ
最初からこんなにアプリが入っています!
メール、カレンダー、画像閲覧、YouTube、Googleマップ、DLNAなどなど。
日本語入力ソフト「Simeji」がプリインストールされているのが嬉しいですね。買ってきてすぐ使えます。
ゲームはレースゲームとゴルフゲームとかいろいろついています。
個人的にはこれでゲームやる気はないんでデモ的な意味くらいしかないですけどw。
グラフィック表示性能はなかなかのもの。さすがGPUメーカが作ったTegra2です。
Googleマップを利用したカーナビアプリもついています。
もちろん、不足があればAndroidマーケットから自由にアプリをダウンロードできます。OSはAndroid3.1ですので、世のスマートフォンと同じいろんなアプリが使えます。
■USBがいい!
USBはホストとクライアントの両方の端子を搭載しています。
↓これ。
どういうことかというと…。
ホスト:
PC用のキーボード、マウス、USBメモリがそのまま使用可能!薄いボディにもかかわらず大きな普通のUSB端子を搭載してくれたのがありがたいです。パソコンの周辺機器の資産がそのまま活用できちゃう。
クライアント:
ICONIATABがパソコンの周辺機器としてストレージデバイスになれる。画像も動画も音楽もWindowsのエクスプローラでそのままコピーすればICONIATABに入ります。iPadみたいに「同期」する必要はありません。
■動作の速さは?
サクサクです。さすがデュアルコア。ストレスありません。そりゃあ、iPhoneのヌルヌルには勝てませんが、Androidとしてはかなり優秀です。
■バッテリの持ち具合は?
公式には『約8時間(HDビデオ再生時)/約400時間(スタンバイモード時)』とありますけど、それと比べて使用感は劣らないかんじです。
電源入れっぱなしで放置しても数日は持つかんじ。まる一日バリバリ使っても十分バッテリはもちました。
■GPS内蔵
iPadの無線LANモデルには無いGPSを内蔵しています。無線LANの電波を利用した位置測位もできて、そっちは高速&大まか。GPSは低速&正確なんで、2つを併用するといいかんじになります。これはiPhoneと同じですね。
※ただし、当然ながら3G基地局からのアシストは無いです。
■デメリットは?
・使ってみて思うんですが、ちょっと重いです。だいたい、週刊少年ジャンプと同じくらいの重さ。
ドライビングゲームやってると1レースで腕がぷるぷるしてきます。寝っころがってネット見たりするのには、寝っころがってジャンプ読むのと同じくらいの負担です。
・これはAndroid全般に言えますが、アプリがよく落ちます。ブラウザとかは安定しているんですけど、アプリの品質はiPhoneに比べて全体的に低いように感じます。
・指紋。これはしょうがないところですが、保護シートを貼るかこまめに拭くか気にしないかの三択ですw。
■まとめ
「Androidタブレットなんてどれも大差ないんだから、安いのがいいよね!」という方にオススメです。他の機種とのわずかな差分とか、デザインとか、独自アプリ(PSSとか)に魅力を感じるならば他の機種を買えばよいかも。持ち歩いて電車の中で使ったりはしてないんですけど、家の中で瞬時にパソコンと同じ大きさの画面でGoogle検索できるってのは便利なものです。