10月6日にこのサイトでも紹介した日本語字幕つきのジョブズ氏のスピーチ動画。 スタンフォード大学での卒業式のものですが、これを日経新聞が全文日本語訳して掲載していますのでご紹介します。 「美しいフォントを持つ最初のコンピューター」というフレーズが登場しますが、1984年のMacintosh発表の動画を見ると、その美しさがわかります。世の中がまだDOSの画面を使っていたときに、こんな綺麗なフォントを表示させていたんですね。(日経新聞)
私は17歳のときに「毎日をそれが人生最後の一日だと思って生きれば、その通りになる」という言葉にどこかで出合ったのです。それは印象に残る言葉で、その日を境に33年間、私は毎朝、鏡に映る自分に問いかけるようにしているのです。「もし今日が最後の日だとしても、今からやろうとしていることをするだろうか」と。「違う」という答えが何日も続くようなら、何かを変えなければならない時期にきているということです。
1984年Macintosh誕生
ジョブズ最後の下知 全訳
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「クックよ…儂はもう駄目じゃ」
「なんと申されます、大殿!」
「うろたえるでない!かねてより言い置きたる次第のはず! 耳貸せい!」
「はっ!」
「よいか、新型iphone出陣の日取り、動かしてはならぬ」
「はっ!」
「ただし、陣頭に立たせるは倅のiphone5ではない、影武者のiphone4sじゃ」
「な、なんと!」
「さらに、儂の死を一日の間、秘せい」
「なにゆえ…」
「わからぬか、大事な出陣の前に、儂の死が陣中に知れわたれば、
味方の気勢を削ぎ、敵に乗じる隙を与えかねん」
「たしかに…」
「しかし、我が周りには、すでに間者が多く放たれておる。
いつまでも隠しおおせられるはずもあるまい。
その猶予、精々一日の間と見た」
「さすがの慧眼、畏れ入りまする」
「儂の死が知れわたれば、たとえ戦に勝っても、いずれただでは済まぬ。株価の下落とか。
加えて、iphone5は我がアップルの大事な跡取り。その初陣に傷がつくようなことがあってはならぬ」
「で、ではiphone4s様は…」
「うむ。かわりに矢面に立ってもらうしかない」
「…さぞ叩かれましょうな」
「なに、これもアップルに生まれしものの運命(さだめ)よ」
「よいか、iphone5の、そして我がアップルの行く末、その方に託す!
必ずやThink Differntな王道楽土を…!」
「大殿!とのーッ!」
↑面白いw