スクエニメンバーズの会員登録数100万人突破を記念して行われたトークショー。大阪会場に続いて、東京のヤマダ電機池袋店で開催されたトークショーイベントに行ってきました!FF零式とFF13-2の注目発言がたくさんの充実したイベントでしたー。 >>続き
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※敬称略でお送りさせていただきます。
9月のFF13-2ファンミーティングで知り合った十数名と渋谷でFF零式のマルチプレイやろうぜ会があり、途中で抜け出して池袋に行ってきました!僕は寝坊して整理券を持っていなかったんですが(おい)、一緒に行った2名が持っていたので付き添いで。(イベントでは柵の外で立ち見してましたw。)
会場はヤマダ電機LABI1 池袋モバイルドリーム館。5階が任天堂フロアで、6階がソニー&マイクロソフトフロアになっています。
6階にはエスカレータの横に行列ができていて、その横にはすでにイベントスペースが確保されていました。
入場が始まると、あっという間にフロアが150人で埋め尽くされました!みんな前からきっちりつめて綺麗に座っていきます。
16時30分にイベントがはじまると、スクエニ執行役員の橋本名人が登場!一番早い方は朝6時から並んでいたことに驚いていました!
スクエニメンバーズ100万人突破とTwitterアカウントのフォロワーが3万人を突破したことが語られます。橋本さんは毎朝電車からTwitterを投稿しているそうです。
「今日は5階では他社様のタイトル(たぶんモンハン3G)発売ですが、来週は弊社タイトルをよろしくお願いします」「告知してこういったイベントやるのは初めてのこと。どんどん写真を撮ってどんどんネットにあげてください」とのことw。
ここで、FF零式プロデューサーの北瀬さんとディレクターの田畑さんが登場。
北瀬:
零式は好調で、「PlayStation Awards 2011」でゴールドプライズを受賞することができました。
田端:
発売して集計期間が3日間しかなかったにもかかわらずゴールドプライズでした。
北瀬:
次はプラチナ狙いたいですよね。
田端:
BUMPの歌がすごくよかった。「PlayStation Awards 2011」と同じ日にBUMPさんからライブに招待されていてたので、授賞式の後向かったんですが、会場に着いたのは「ゼロ」を歌い終えたあとでした。翌日、もう一度行って「ゼロ」を聴いてきましたが、本当に泣きそうになりました。エンディングのイメージとかぶってこみあげるものがある。
北瀬:
この曲はBUMPさんには映像みていただいたり、野村や田端とディスカッションしながら一緒に作りました。
田端:
歌詞がネタバレになると心配してましたが、そんなことはなく、ゲームにすごく合っているものができました。
ここでQ&Aコーナー
Q.エースとエイトはなんで身長を小さくしたの?
A.それはまぁ、大きい人もいれば小さい人もいます。逆にキングは10代とは思えない(笑)。エースは170cmないくらいで10代のリアリティを。大きいキャラは強い戦士をというように、いろんなイメージをメンバーにちりばめました。
Q.声優はどう決めるの?
A.今回は各キャラクターの個性を共有したうえで野村に一任しました。野村はサンプルをききまくって決めます。延々見つかるまで探し続ける。有名な声優さんなのですが、既存の作品の先入観なしでサンプルから見つけ出しています。
Q.Vitaで遊べる?続編の予定は?
田端:
PS Vitaでプレイするとめちゃめちゃ綺麗になります。アナログスティックでカメラの操作もしやすいです。PS Vita向けに作っているわけではありませんが。
続編の質問は大阪でもありました。でも止められましたね。
橋本:
ふっといて、止めるw
田端:
BCFF7、クライシスコアとFF7のコンピレーションのソフトを制作したときに思ったんですが、柱となる作品を作って、そこから展開される作品を後に続く人に任せられるようにしたい。北瀬や野村が私にしてくれたことを返していきたいと思っています。なので私が続編を作ることはないかもしれません。
FF零式はここまでで、FF13-2の鳥山さんが登場しました。最初にFF13-2オープニングの特別編集版が上映されます。ライトニングとカイアスが剣を交えるムービーです。
鳥山:
ライトニングは操作できないんじゃないかと心配する声が多いですが、そんなことはないです。オープニング映像のあとに操作できて、そのあとはセラとノエルの冒険を見守る形になります。
そして、鳥山さんによるデモプレイ開始。
大阪会場と同じくアルカキルティ大平原をプレイします。前作と大きく変わって、草が生えまくっています!! でも大阪会場のように草についての言及はありませんでした。
コンフィグ:
プレイし始めてすぐに鳥山さんはコンフィグ画面を出して設定を変えていました。コンフィグの設定項目はFF13よりも増えているそうです。
天候:
アルカティルキ大平原では天候を変えることができます。天候を変えることでモンスターやミッションも変化します。
ジャンプとチョコボ
今作ではチョコボに乗るときにはギサールの野菜を使います。チョコボに乗るとエンカウントしません。普段からフィールドのどこでもジャンプができますが、チョコボに乗ってジャンプするとジャンプ力が上がって行けないところに行けるようになります。
エンカウント:
フィールドに敵が見えませんが、エンカウントするとモーグリクロックが画面に表示。一定時間内に敵に当たれば有利にバトルが開始します。一定時間逃げ続ければ敵は去っていきバトルを回避できます。
モーグリ投げ:
普通では取れない遠くにある宝箱を取りたいときは、モーグリ投げができます。まず、モーグリをつかむと、こうしてモーグリが嫌がります。そしてモーグリを投げると嫌がりながらも「クポー!」と宝を取ってきてくれます。
仲間モンスター:
テストプレイヤーの方からは仲間モンスターが楽しいと評判になっています。戦闘中のモンスターの技はコマンド入力方式。仲間モンスターごとにクリスタリウムがあって成長させることができます。レイズを使えるモンスターはアイツだから早く仲間にしたいとかモンスターごとに個性があります。
高速になったパラダイムシフト
FF13のオプティマチェンジはいちいちモーションが出て戦闘中にいらだつシーンもあったと思うんですが、FF13-2ではモーションをカットしてよりスピーディーにバトルが展開します。
あたらしいオプティマ
ラッシュアサルトは「単体攻撃用」と「広域攻撃用」の2つに分かれていて、より細かくバトルの戦略を立てることができるようになりました。
……ここらでボス戦にしましょう…と、鳥山さんが巨大な亀こと「ロングイ」に戦いをいどみます。
しかし、セラが死んでしまいます!!
鳥山:
前作では一人死んだら終わってしまっていましたが、今作ではリーダーチェンジすることでバトルが続行できます。
そのあと、果敢に戦うも、戦況は厳しく、会場に「あれ?」という空気が漂いはじめます。
そして…全滅。
えーwww鳥山さんなのに全滅しちゃったよwww!!!
会場からは笑いがww
橋本さんがすかさずフォロー
「この仇はみなさんが製品版でとってください!」
橋本:
ここで東京会場は弊社と近いということもあって、さらに特別ゲストを紹介します。
そしてあらわれたのは、直良さんと上国料さん!なんて豪華メンバーなんだ!!
橋本:
社内でもこの5人が並ぶことはほとんどあります。今日は特別の特別です。
5人になったところで質問コーナーになりました。
Q.FF零式では誰が一番お気に入り?
田畑:
イザナ。彼はあのシーンまでにめちゃめちゃ男前な人生を送っています。
直良:
プレイしてるとエース。あとエイトですね。
Q.スノウが好きです。開発内で人気はないんですか?
鳥山:
スノウは僕らが押さなくても勝手に前面に出てくる。
声優の小野さんは有名な方でスノウの他にもたくさんの役をやられている。
スノウの収録に戻ってくるたびにかっこよく演じられてしまうから、その度に「ばかっぽく」と注文してます。
北瀬:
今回スノウの出番は減っていますが、少ない出番はどれもいいシーンばかり!
髪型は上がってきたとき僕もびっくりした。
上国料:
FF13でバンダナをつけていてびっくひしたが、今回はさらにびっくりした。
Q.FF零式で一番強いキャラは誰?(15歳男子)
田畑:
ホントは零式は15歳以上推奨なのですが…。(会場笑)
アレシアかな。
北瀬:
自分がプレイしてて一番つかったのはケイトです。
田端:
北瀬さんはニコ生でケイトの声優さんと一緒になってからずっとケイトでうよね?(笑)
直良:
15歳の男の子なら、エミナですね。
Q.FF13-2のDLCに0組の制服を出す予定は?
北瀬:
今のところありませが、盛り上がれば!
Q.FF零式の候補生は寮に住んでいるんですか?
田畑:
はいそうです。モバイル版の開発中ではありました。
直良:
学生寮や学食もありましたが、PSPとして出すときにボリュームの問題でカットしました。
Q.FF13のキャラがDLCで使えるようになるとかないの?
北瀬:
検討しています。ご期待に添えると思います。
発売後に情報公開します。
Q.田畑さんのタイトルは今後も体験が出る?
田端:
まだ考えていないです。僕としては出したい。
とりあえず出して、ユーザのみなさんに好き勝手言ってもらいたい。
最後の追い込みは体力的にキツいが、ユーザさんからの要望があると、その追い込みで出せるパワーが違います。
スケジュールが押してしまう面がスケジュールがあるから、
最後は(橋本さん北瀬さんを指して)こっちか、こっちの人に…。
Q.FF13-2はやりこみが多いそうだが、サクサクすすめられる?
鳥山:
今回はタイムトラベルのシステム。時代とエリアを選んで、
ひたすらやりこむこともできます。
FF13のように本編だけを追う遊び方もできます。
Q.FF13-2発売直前ですがDLCの詳細を教えて!
北瀬:
オメガやコスチュームを発表していますが、
さらに追加シナリオを予定しています!
買ったあともストーリー的な広がりがあります。
具体的にはおいおい発表していきます。
ここからは、会場のみなさんから質問に答えるコーナー。
Q.13-2のデモでHPが6桁だった。10のように限界突破ある?
鳥山:
FF13は章ごとにレベルキャップが合ったが、今回はなし。
各ロールレベル99。限界突破系はもちろんあります。
Q.零式の各キャラのコードネームではない本名は?
田端:
考えていたんですが、謎のほうがよいかと思い途中でやめました。
Q.田端さんにとって「戦い」とは?
田畑:
僕は物語性を大事にしたゲームを作るが、クライシスコアでも
ザックスが一生懸命生きるのを描くのにこだわった。
0組もそこにこだわった。戦いという過酷な環境の中で
どう光り輝くのかを描く。
戦いを通してキャラクターの実在感が描くのが好きなんだと思います。
Q.FF13-2で絶対みてもらいたいポイントは?
鳥山:
オープニングの続き。カットシーンとバトルの融合です。
上国料:
セラは、前作のセラのイメージと今作は違ってくるはずです。
結構弱いイメージがあるが、実は芯の強さがあります。
そこがどう受け止められるか楽しみです。
最後の質問:
Q.FF零式はPS Vitaで遊べますか?
橋本:
これはSCEの方に聞いちゃいましょう。
SCEで弊社のタイトルを担当してくださっている本間さんです。
SCE本間:
PS Vitaで零式は問題なく遊べます。みなさんにも高評価です。
Q.UMD Passportへの対応は?
SCE本間:
各タイトルでどう対応していくかは、メーカーさん次第です。
橋本:
これから、SCEさんと相談します。
最後に橋本さんから、「まだイベントやります!平日になりますが」と次回イベントの告知がありました!
詳細はメンバーズサイトに掲載されるそうです!
イベントの後は、レジ付近でポスターの手渡し会。
橋本さん、北瀬さん、田端さん、直良さん、上国料さんと順に話したり握手したりできました。
イベント終了後に一緒に行ったファンミのメンバーが田端さんにサインをお願いすると応えてくださいました。
FF13-2ファンミーティングで北瀬さんと鳥山さんにサインをしていただいているPSPを差し出すと、田端さんは「あと二人呼んでくるよ」と直良さん、上国料さんを呼んできてくださって、PSPがこんなに豪華に!
う、羨ましい…!
FF13-2のポスターも撮らせてもらったので掲載します。
サインは銀色のペンで書かれていてめっちゃかっこい!!
というわけで、夢のようなイベントでした。第3回もやる(もしかして発売日?)とのことですから、みなさんまだ参加のチャンスありますよ!
その後、僕らはエスカレーターで階を降りて行ったんですけど、前には田端さん、直良さん、上国料さんがいるー! なにこの状況…w。
田端さんは5階で「トライGみてくる!」と行って、任天堂売り場に消えていきましたw。やっぱ気になるのねw
そのあと、渋谷のFF零式のマルチプレイやろうぜ会に戻ってひとしきり自慢したあとプロジェクターの大画面でkinectで遊びました。
kinectめっちゃ面白いですね!
日本でももっと広まればいいのに!
まとめ
今回のイベントは会場が小さいし、ただのゲーム売り場だったこともあって、開発スタッフの方をとても身近に感じることができました! 最近のスクエニメンバーズはファンとの距離を縮めようという意志が前面に出ているイベントがたくさん企画されていて、ファンとしては嬉しい限りです。
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