多額の負債をかかえ、会社更正法の適用を申請したエルピーダメモリ。社長の記者会見では『20nmプロセスでまともに生産できるのはエルピーダともう1社しかない。30nmを超えたところから技術は大きく変わってきている。今回の更正法の申請が明らかになった後にも、世界中のお客様から、更正法の中でもエルピーダがんばれと言われている。その技術がないと我々は製品が作れないともいわれている。今まで以上に社員はがんばってくれるはずであり、韓国の会社以上の開発力を持っていると考えている』と事業継続に意欲を示しました。メモリ事業は泥沼の投資競争になってしまっていて、豊富な資金力を持つサムスンに勝つのは容易ではありませんが、優秀な日本の技術者が海外に取られることの無いよう是非ともがんばってほしいところ。(PC Watch)
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コメント (7)
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申し訳ないくらいの安い値段には、やっぱり苦労があるのね
16GBのメモリのおかげで今日も快適にPC使わせてもらってます
安い値段になっていくのはもう一社のせい?
だとしたら両社とも赤字へのランデブーしてるようなもんだな
正直もうどうにもならないと思うけど持ちこたえてくれ
DRAM自体の供給過剰とダンピングの嵐
大手5社でチキンレースしたらQimonda(元Infineon)が倒産して、市場価格が回復してきたと思ったら又供給過剰でチキンレースですからねぇ
今回は事業継続に意欲的ですが、DRAM専業では利益が薄い上にこの円高では、国際競争力は無いでしょうに。。。
もういいよ。さっさと潰して。
やはり資金力の差が大きいですよね。。。残念ながら今の所、解は見当たらないです。このまま半導体業界に限らず他の分野もズルズルと負けてしまう気がします。
水より安い半導体を作るコストは…人件費削る以外無理でしょ。
そうだよね。借金返せない会社なのに、まさか社員に昨年末のボーナスとか出てないよねー。
公的資金だってなんだって、借りたものは返すんだよー。幼稚園児でもわかるお話。