多額の負債をかかえ、会社更正法の適用を申請したエルピーダメモリ。社長の記者会見では『20nmプロセスでまともに生産できるのはエルピーダともう1社しかない。30nmを超えたところから技術は大きく変わってきている。今回の更正法の申請が明らかになった後にも、世界中のお客様から、更正法の中でもエルピーダがんばれと言われている。その技術がないと我々は製品が作れないともいわれている。今まで以上に社員はがんばってくれるはずであり、韓国の会社以上の開発力を持っていると考えている』と事業継続に意欲を示しました。メモリ事業は泥沼の投資競争になってしまっていて、豊富な資金力を持つサムスンに勝つのは容易ではありませんが、優秀な日本の技術者が海外に取られることの無いよう是非ともがんばってほしいところ。(PC Watch)