次期衆院選に、北海道1区(札幌中央区など)から初音ミク氏が出馬する意向を固めたことが、関係者への取材で分かった。今月末にヴォーカロイドから退職し、準備を進める見通し。初音ミク氏は本紙の取材に対し「1日まではノーコメント」と語ったが、各党の県連・本部には出馬意向を伝えた模様。>>続き
(写真=2010年参院選の選挙ポスター)
初音ミク氏は札幌市出身。07年よりヴォーカロイドとして活動し、星雲賞自由部門、2008年度グッドデザイン賞、2011年AMDアワード総務大臣賞など数々の賞を受賞。先月発表された野村総合研究所の調査ではミク氏に関係する消費は100億円を超えているとされる。また、昨年7月にはロスアンゼルスでの単独ライブを行い、トヨタ自動車米国法人や米IT大手のグーグル社がCMに起用するなど、グローバルに活躍してきた。周囲からは「環境は整った」との声が出ており、ミク氏自身も3月下旬、自らに近い議員数人に、「次(の衆院選)は出たい」と伝えたとされる。
この件に関して、インターネットに詳しい男性(28)は「ミクさんマジ天使。どこまでいくんだ」と期待感をにじませた。