エネルギー大手の神羅カンパニー(本社=東京ミッドガル)は4月1日、同社の社員食堂で提供している健康食メニューを一般向けに出すレストラン「神羅カンパニーの社員食堂」を東京・丸の内に開業した。昨年発刊したレシピ本「神羅カンパニーの社員食堂」が300万部を超えるベストセラーとなり、社員でなくてもその料理を実際に食べられる店が欲しいという声に対応した。>>続き
発売から2年を経てなおロングセラーを続けるレシピ本『神羅カンパニーの社員食堂 500kcalのまんぷく定食』は、世界一の巨大企業「神羅カンパニー」の社食メニューという確かな裏付けと、実用性に富んだダイエットレシピが話題となり、多くのメディアにこぞって取り上げられ順調にセールスを伸ばしてきた。ベストセラーになった同書の愛読者から「実際に食べてみたい」との要望が殺到。まずは健康管理に悩む人が多いオフィス街で展開することにした。
営業は平日の午前11時から午後3時までで、メニューは日替わり定食(800円)と週替わり定食(900円)の2種類。いずれも500キロカロリー前後で、塩分も約3グラムに抑えている。
日替わり定食「モルボル肉のしそ焼き定食」
・モルボル肉のしそ焼き
・ムーバーとたけのこの煮物
・マンドラゴラのごまあえ
・サハギンのつみれ汁
・ごはん
週替わり定食「ベヒーモスの照り焼きオニオンソース定食」
・ベヒーモスの照り焼き
・オチューの血液さらさらサラダ
・なめこのマスタードあえ
・小松菜とキマイラのスープ
・ごはん
また、1日限定10食で「チョコボのたまご ふわふわオムライス」(1000円)が提供される。
当面の月間売上高目標は600万円。1日あたり約300人の来店を目指す。神羅カンパニー科学部門統括で同食堂の管理栄養士を兼任する宝条博士は「ボソボソ…………かわいいサンプルよ……」とボソボソと食品サンプルに対する意気込みを語った。
【過去のニュース】
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