インテルの定番CPU「Core」シリーズは現在は開発コード「Ivy Bridge」という製品が使われています。 次の世代は「Haswell」という名前のもので2013年リリース。 そしてその次となる「Broadwell」の情報が徐々に明らかになってきました。 パソコンだけでなくタブレット端末もカバーできるように消費電力がぐっと小さくなっていくようです。そして問題は市場が縮小しているデスクトップ向け。
Broadwell世代ではデスクトップPC向けとされてきたLGAが用意されないことだ。すでに述べたとおり、Broadwell世代では、パッケージはBGAのみで提供されるため、LGAもμPGAも用意されない。
LGAというのは現在のCPUで使われているピンをソケットに差し込むタイプのCPU。BGAはマザーボードに固定されているタイプです。2014年にはマザーボードとインテルのCPUを別々に買うことはできなくなっているかもしれませんね…。(PC Watch)
なにやら残念がられておるようですが、Intelはx86市場はスマホ/タブレットに置き換えられていくのだから、CPUとマザボを別々に買う必要はないと主張しています。
・グローバル化による二極化、新興第三極による補間⇒置き換えによる新陳代謝。
1.テクノロジレベルとユーザーのニーズが等価であったx86市場セグメント
ハイエンド=牽引役
サーバー
ワークステーション
ミドルエンド=メインストリーム
別筐体形デスクトップ市場
デスクトップノート
ローエンド
CULVノート
非x86モバイル通話端末
ガラケー
2.ユーザーのニーズに対してオーバーテクノロジ化したx86市場
ハイエンド=牽引役
サーバー
ワークステーション
ミドルエンド=メインストリーム
一体型デスクトップ
ラップトップ
ローエンド
CULVノート~ウルトラブック
新興閲覧端末
ネットブック
非x86モバイル閲覧端末
スマートフォン
3.非x86モバイルが台頭しx86を脅かし始めたx86市場
ハイエンド=牽引役
サーバー
ワークステーション
(XEON、Itaniumシリコン設計レベル統合、ARMサーバー投入画策)
メインストリーム
一体型デスクトップ
ウルトラブック
(LGAおよびラップトップTDP35wセグメントの廃止)
ローエンド
ION/GPU統合型CULV/Bobcat APUネットブック、非x86スマホタブレット
携帯端末であった携帯電話が閲覧端末スマホタブレットに進化し、
スマホタブレットが閲覧端末から処理端末に進化すれば完全置き換えは時間の問題でしょう。
完全クラスタ化すればユーザー端末は処理端末でなく単なる閲覧端末で済みますが。
↑出来合いのタブレットやらPCならそうだけどね
自作するときにマザーとCPUの組み合わせ考えたりする楽しみが無くなりそうだし、マザーボードの形状とか種類が減っちゃいそうだな。
↑自分自身 北森Celeron 2.8GHzで初自作、J&PのPC DIYパーツ売り場でバイトしたこともある自作暦8年ですが、自作という付加価値を求めるユーザー層はニッチで、出来合いのもので十分だという層は大半なのをわかっています。
自分自身販売側を経験したこともあるだけに寂しさを感じていないわけではありませんよ。
はじめはユーザーのニーズに満たないテクノロジですが、
技術開発が進むと、ユーザーのニーズを越えてオーバースペックになります。
今のx86市場がオーバースペックになり
x86を脅かすなど到底考えられなかった非x86モバイルがユーザーの大衆ニーズの大半を満たしてくれるようになりかなりの規模の市民権が得られています。
AMDがARMと提携するどころかIntelが計画前倒しでパフォーマンスモバイル特化を始めるところまで見えてきています。