ゲームの面白さを大きく左右する要素のひとつに「敵の頭の良さ」があります。 RPGにしろ、アクションゲームにしろ、格闘ゲームにしろ、FPSにしろ、いくらグラフィックがすごくても「敵の動き」がヘボかったらまったく面白くありません。 スクエニオープンカンファレンスでは、FF14でコンピュータがあやつっているキャラの動きについてのタネ明かしの講義が行われました。FF14では広大なワールドのすべてにユーザが同時多発的にログインしているので、
「プレイヤーのまわりだけ敵を動かす」という誤魔化しが使えず、キャラクターがちゃんと世界の中を移動しています。その移動ルートは、大学のコンピュータアルゴリズムの授業なんかでよく出てくる「最短経路」の問題と同じ。いかにコンピュータに負荷のかけない方法で最短経路を求めるかというところが今回の講義のメイン。この記事を読んでいると普通に論文を読んでいる感じがしてきます…。(4Gamer.net)
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コメント
コメント (6)
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理系でもこの手のプログラムの話は難しいな。
遊ぶ側に限る
でもMMOのmobコントロールなんて既に完成されてる技術だと思うのだけど
別にFF14が斬新なことしてるわけじゃないでしょう?
日本はAI系の理系で飯を食うのが難しいのでそのジャンルにいる人間自体がそもそもたいしたことのない理系なので弱い
海外はAI系の理系は飯を食えるのでゲーム業界にくるのはそのジャンルの落ちこぼれが多いのでやはり弱い
経路探索をがっつりやってた人がいたけどソーシャルいっちゃったなあ
俺は専門じゃないから詳しくないけど、この種の技術を突き詰めても
発揮できる場が少ない気がするよ
来年3月発売のAI Game Programming Wisdom5にこのFF14のAIの記事が載るらしいね
ああ、分かる分かる。なるほどね。
いいアイデアだと思うよ