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国内半導体メーカーに足りないのは 生き残りを懸けた真剣な議論 – 産業動向 – Tech-On!

元日立、ルネサスの方の意見。

例えば、2000年代前半、急成長したSiファウンドリーに対して、自社の半導体工場の位置付けをどうすべきか社内で議論した時のことです。製造部門を中心に「ウチは製造に強みがあるのだから、IDM(垂直統合型メーカー)の事業モデルを堅持すべきだ」という意見が相次ぎ、それが方針として決定されてしまいました。製造部門に聞いたら、そう答えるのは当たり前です。

日本企業は社内の他部署の顔色ばかりを伺う政治ごっこをやっているばかりで、真剣な議論ができていないのではないかという指摘。そういえば、ソニーもグループ内にレコード会社を持つあまりに著作権管理をがちがちにしすぎて使いにくい製品ばかり出してiPodに抜かれてしまったりもしていました。 政治もいつも「先送り」ばかり。日本人は「和」を重視するあまりに大胆な意思決定ができないんでしょうね…。(Tech-On)

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