マイクロソフトのゲーム機「Xbox」が何故日本で失敗したのかのコラム。分析というか、関係者の証言が非常におもしろいです。
スクエアは、『Final Fantasy』を単一プラットフォームに集中させることが賢明だと考えていた。任天堂、セガ、ソニーのコンソールで『Final Fantasy』を発売するのではなく、最初は任天堂だけ、次はソニーだけ、という風に決めていたんだ。
E3でソニーのパーティーに行った時のことだ。我々との付き合いも長い日本のパブリッシャーが一堂に会していた。久夛良木健氏の横に立っていた知り合いが、私を見つけて「ヘイ!」と明るく声を掛けてくれた。すると彼は横に立っていた久夛良木氏に気付いて、「おっと、えーっと、申し訳ない、どちらさんでしたっけ?」と態度を一変させたんだ。ソニーを怒らせたくなくて、私のことを知らない振りをしたんだよ。
他にも、ロスの空港の近くのキャバクラへ日本の開発者を招待してパーティやったとかいろいろ裏話がw