iPhoneの組み立てで知られる台湾のホンハイはシャープに670億円出資するとして一度は合意していましたが、噂どおり見送りとなりました。一方で、シャープは携帯電話チップ大手の米クアルコムと韓国サムスンからそれぞれ100億円の出資を受けることで合意しています。9月に償還期限がせまる転換社債は1000億円の公募増資と液晶の売り上げで乗り切る方針ですが、銀行団は実現性が薄いと難色を示しています。本業の業績は持ち直したシャープですが、資金面では来年度も厳しいやりくりが続きそうです。頑張ってほいしところ!(朝日)
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