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産経新聞「ドコモ、今夏にもiPhone投入へ 劣勢挽回狙う」

いつもの日経新聞ではなく産経新聞がドコモがこの今夏にもiPhoneを発売するとと報じています。2012年度(2012年4月~2013年3月)の純増数でソフトバンク、auに続いてドコモが3位になってしまったのが直接の原因。

ドコモは劣勢挽回にはiPhone投入が不可欠と判断したようだ。アップルとの交渉が最終決着すれば、米国で6月の発表がうわさされているiPhoneの新機種を発売する見通し。

 ドコモはiPnoneに対抗する端末としてソニーのXperia Zを社長が「イチオシ」と発言するほど気合を入れて売ってきました。確かにXperia Zは販売ランキングでiPhoneをおさえて1位になっているんですが、シェアを挽回するまで至っていません。ケータイWatchの「WCPが100万件、2012年度の実績も明らかに――3月の携帯・PHS契約数」という記事によると、3月の契約者数は次の通り。 

各社の純増数については、多い順から、ソフトバンクモバイルの66万700件、au(KDDI)の51万1900件、NTTドコモの41万7400件となった。
(中略)
一方、MNP(携帯電話番号ポータビリティサービス)では、auが12万1400件、ソフトバンクモバイルが6万3800件が転入超過(プラス)を記録し、ドコモが18万5100件の転出超過(マイナス)となった。

相変わらず「ドコモ一人負け」の状況が続いていることがわかります。月々の料金は他社と互角なのにXperia Zを出しても他社への流出を食い止めることができなかったとなると、いよいよiPhone導入へ動くというのも頷けます。

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