「寿命が短い」「書き込み回数10万回しかない」などと言われているSSD。しかしどのくらい書き込んだら壊れるのか、限界まで酷使して壊れた事例はあまりありませんでした。今回は一般消費者向けのSSDをサーバー用途に使っていたら壊れた(残り1/3まですり減った)という体験談をご紹介します。対象のSSDは「Crucial m4」。
SMART Attribute を確認して見たところ、 14ヵ月でだいぶ磨り減ったことが観測された。(中略)むしろ 3.4MB/s で 426日ほど焼きつづけたのにまだ 1/3 残ってることが驚きである。 2.35倍ぐらい持っている。
ということで、3.4MB/s で 426日ほど書き込みを続けたら1/3まですり減ったそうです。つまり、書き込み容量が設計寿命の容量に達したあとも書き込み続けると死んだビットから切り離されて容量が減って行くと。一般の使い方ではここまで酷使することはないので、もっと長持ちするでしょうが、自分の一日の書き込み容量を把握しておくと計算で求められそうですね。
また、下記のサイトでも長期にわって書き込みテストを行っており、とても参考になります。(mura日記 (halfrack))
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