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ソニーは今や資産売却が「本業」 NY本社ビルから株式まで大放出

ソニーは12年度決算で営業利益が1300億円になる見通しですが、自社ビルなどの売却で約2300億円が営業利益に計上された上での数字です。つまり、事業としては1000億円ほど赤字なのです。 日本の会計基準だとこれらの売却で得たお金は「特別利益」として別の項目にしなきゃいけないんですけど、ソニーが採用する米国会計基準では営業利益に混ぜちゃっておっけーだと解釈している模様です。さらに、プロバイダのSo-netの子会社化ではすごい会計テクニックも飛び出したとか。(週刊ダイヤモンド)

ソネットを手中にした翌月、エムスリー株の一部を142億円でドイツ証券に売却し、持ち株比率を55.8%から49.8%まで引き下げた。これによりエムスリーが連結対象外となったため、保有する約79万株のエムスリー株を時価で再評価。1150億円の営業利益をたたき出した。巨額の営業利益をひねり出したこの手法には、社内からも「手品のようだ」と感嘆の声が上がっている。

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