PS3向けに発売されることが発表されたばかりの「グランツーリスモ6」についてプロデューサーの山内一典氏へインタビューした記事。 用語の解説や考察が間にはさまっていて、とてもわかりやすい構成になっています。 最近のグラフィックの向上は、進化の幅が小さくなっていないか?との鋭い指摘には『「見た目」の面で分かりやすい進化が得られないからこそ,僕等は「リアルとバーチャルの境界作用」に,GT6の大きな可能性があると思っているんです。』と回答。 『我々が目指しているのは,いまや「現実世界との差を埋めていく」ことではないんですよ。リアルがバーチャルに,バーチャルがリアルに。お互いに影響を与えていく。そうしたものを目指すようになってきています。』と、さらなる高みに向かっていく意向を示しました。
15年前にグランツーリスモは「レースゲーム」ではなく「ドライビングシミュレーター」という位置付けで発売されました。グランツーリスモの上級プレイヤーが実際のレーサーになるなど、シミュレーターとしての機能が達成された今、次に目指すのは本物の自動車に影響を与えていくこと。今後もこのシリーズから目が離せません。(4Gamer)
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