日経新聞にニコ動を中心とした海外の新しいオタク像と、政府のクールジャパン戦略がかけ離れていることを指摘する記事がありましたのでご紹介。超会議に出演したオーストラリアのケーキ姫さんなどの例を上げながら次のように書いています。
海外のファンは日本生まれのコンテンツを楽しむ段階から、コンテンツを生み出す側に回りつつある。クールジャパンの行く末を考えるうえで、この事実は大きい。
(中略)
本来、こうしたファンを日本からもっとサポートすべきだが、クールジャパンの議論は彼ら彼女らにいかに商品を買ってもらうかに終始している。
政府のクールジャパン戦略はネット上では期待の声がほとんど聞こえてきません。もっと海外の生の声を吸い上げて500億円のバラマキで終わらないようにしてもらいたいところです…。(日経新聞)
関連:クールジャパン推進会議(内閣官房)