ドコモはこの夏から「ドコモのツートップ」として、ソニーのXperia AとサムスンのGALAXY S4の2機種のみを大幅値下げし、他社の機種と3万円近い差を付ける戦略を発表しました。 これによって、パナソニック、NEC、富士通、シャープといったこれまで長い間ドコモの主要機種を共有してきたメーカのシェアは急落。ドコモがメーカに対して絶縁状を突きつけた形となりました。メーカ側もドコモ離れをしてきているようで、かつて端末のチップから本体まで日本製だったケータイはすでに過去の物となりました。一方で、ツートップ戦略後となる6月のドコモの加入者数は純減。一人負け状態が続いています。今回のツートップ戦略をiPhone導入の下地とみる向きもありますが、果たして?iPhone 5Sの発表は秋に迫っています。(日経)