スマートフォンなどの携帯電話は基地局と電波で通信することで使えるのですが、震災発生時などに基地局が壊れてしまうと、端末がいくら無事でも「圏外」扱いになってしまいます。そんな状態でもアンテナを積んだ無人飛行機を空に飛ばすことで飛行機を経由して通信ができる技術をNICT(情報通信研究機構)が開発しました。飛行機はあらかじめ設定した通りに2時間ほど無人飛行するそうです。通信範囲は飛行機から15kmほど。すでに北海道で実験をしていて、今後は携帯電話各社のスマートフォンに対応させるように実用化を目指すとのこと。(SankeiBizi)