10月5日はスティーブ・ジョブズ氏の命日です。これにあわせて、ニューヨークタイムズ紙にアップルの元エンジニアが初代iPhoneプレゼンの裏側をまとめた記事が掲載されました。2007年1月9日、「電話が再発明」されたあの日、ジョブズ氏のプレゼンは完璧でしたが、実はあの時のiPhoneはまだ動作が安定せずにフリーズすることがあって、大変だった様子。(ITmedia)
本番では、ジョブズ氏は流れるような動作でiPhoneで電話をかけ、メールを送信し、Webサイトを表示させたが、実は各操作の順番によってはiPhoneがフリーズすることもあり、本番での操作の順序は試行錯誤の結果編み出されたものだったという。
また、不安定なWi-Fi機能の接続のリスクを少しでも減らすために、AirPort(Apple製の無線ルータ)の周波数を米国では使えない日本のものに変え、参加者が会場に持ち込むWi-Fi対応端末からのアクセスを回避したとグリノン氏は語った。
スティーブジョブズ 初代iPhone発表プレゼンテーション