パナソニックは、三洋電機の本社ビルの売却を検討していることがわかりました。売却額は30億~40億円で、2014年度末までに売却する方針。三洋電機を買収したパナソニックですが、ほとんどの事業は海外などへ売却してしまって白物家電からは完全に撤退。何がやりたかったんだ!ってかんじですが、もともと、買収する前は世界的に大きなシェアを獲得していた三洋のリチウムイオン電池事業や高い技術力を持っていた太陽電池が狙いだったとされています。しかし、買収後にサムスンやLGの大躍進があって当初の構想とはだいぶ違う苦しい戦いとなってしまいました。(スラッシュドット)