12月11日に発売された歴代スクウェア楽曲のアルバム「CureSQ」を買いましたのでさっそくレポートです! いつものSQシリーズはいろんなアーティストが集まるコンピレーション・アルバムですが、今回のアーティストは一組!あの「栗コーダーカルテット」です! スターウォーズの「帝国のマーチ」をリコーダーで演奏したりして一躍有名になった彼らですが、今回はスクウェアの音楽をアレンジ。もう、他に類を見ない癒し系のアルバムとなっていますw>>続き
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収録曲は次のとおり。
1. オーバーチュア~オープニング (from Romancing Sa・Ga)
2. Eat The meat (from 魔界塔士 Sa.Ga)
3. ビッグブリッヂの死闘 (from FINAL FANTASY V)
4. ゴゴのテーマ~スラムシャッフル (from FINAL FANTASY VI)
5. 勝利 (from FINAL FANTASY)
6. 赤い翼 (from FINAL FANTASY IV)
7. Go! Go! ブリキ大王!! (from LIVE A LIVE)
8. 風の憧憬 (from クロノ・トリガー)
9. デブチョコボ登場 (from FINAL FANTASY IV)
10. ガウのテーマ~リルムのテーマ (from FINAL FANTASY VI)
11. メインテーマ (from FINAL FANTASY)
楽器はほとんどがリコーダー+ウクレレのシンプルな構成。 FF5の大人気曲「ビッグブリッヂの死闘」も栗コーダーにかかれば、ペポパポと脱力系のリコーダーサウンドになってしまいますw ギルガメッシュとバッツたちが「だりーから、あみだくじで勝ち負け決めようぜ」とか言ってのんびりしてそうな雰囲気です…。このアルバムは、なんもしない休日にぼーっと聴いてるのがいいです。いい。それがいい…。みんなこのアルバムを聴けば世界は平和になるのに…。
アルバムで最大の盛り上がりを見せる曲はFF4「赤い翼」。曲紹介にはティンパニーやサックスなどが書いてあって、さながらオーケストラか!?と思わせてくれるのですが、そこは栗コーダー。期待を裏切らずに、ペープァープァーとヘタレ気味の金管楽器が炸裂します!NHK教育テレビの人形劇でFF4をやったらこんなかんじだわ、きっと。
脱力サウンドばっかりかというと、決してそんなことはなく。FF「ガウのテーマ」、FF「メインテーマ」あたりは温かみのある美しい響きでちょっと泣きそうになっちゃうくらいです!
リコーダーすごく上手いのに、ピッチずらしたり、タンギングをわざとしないでぷあーっと吹いてみたり、いかにして「脱力」な音にするのかというところに、すっごいこだわって作られているんだと思います!
ということで、個人的にすごく好きな一枚になりました。満員電車で聴いててもすべて許せるぽわぽわした暖かい気持ちになります。ヾ(´ー`)ノ みなさんもぜひぜひ!!