任天堂は、2014年3月期の通期決算予想を下方修正し、250億円の赤字に転落する見通しだと発表しました。従来は550億円の黒字を見込んでいました。主な原因は「Wii U」の販売不振で、当初は今年度に900万台の販売を見込んでいましたが、280万台に下方修正しています。会見を行った任天堂の岩田社長は役員報酬の減額にも言及しながら、「1月30日に短期の施策を発表する」と新しい施策の用意があることを明かしました。
2月22日のPS4発売でさらに苦境に追い込まれると思われるWii Uですが、岩田社長はどう出るのでしょうか。かつてニンテンドー3DSも不振が続いていたところを大胆な値下げとキラーソフトの連続投入で一気に売れるハードに仕立て上げた実績がありますから、今度の挽回施策に注目が集まります。(日経新聞)
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