透明な主人公が雨に打たれた時のみ見えるという斬新な設定と、美しいグラフィック、しっとりとした世界観などが世界から高く評価されたPS3の「rain」。GDC2014でその開発の苦労が語られました。
開発の当初は「コントローラとプレイヤーの関係」といった深いレベルからゲームデザインを考え、「見えない主人公」という設定にたどり着いたとか。また、制作の途中で東日本大震災があり、「ゲームの無力さを強く感じた」中で方向性も変わっていったそうです。 ソース元の記事ではユーザテストで散々だった結果を踏まえてカメラ位置を200か所も直していった話など様々な苦労が語られています。プレイステーションの全盛期はこういったチャレンジングなゲームがたくさんリリースされていた気がしますので、これからも既存のゲームの枠を打ち破る作品に挑戦いって欲しいですね。(4Gamer)
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