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PS4向けヘッドマウントディスプレイ「Project Morpheus」にみるソニーのねらい


今年のGDC2014で大きな話題となったSCEのPS4向けヘッドマウントディスプレイ「Project Morpheus」。ただのバーチャルリアリティメガネではなくて、頭部の動きを感知するジャイロセンサを搭載していて、ユーザーが首をふって横を向くと映像もそれに追従することができる本格的なもの。この記事では、こうしたシステムは突然出てきたのではなく昨年のGDCでは別の会社が「Oculus Rift 」という同様のデバイスを発表して話題となったと紹介されています。その上で、ソニーのねらいはスマートデバイスとの差別化にあると指摘しています。

SCEがゲーム機ならではのポイントとして毎回掲げているのは「没入」というワードだ。ゲームの世界に没入できることが、ゲーム機の利点であるというのが、SCEの主張だ。その意味では、ゲーム世界に感覚的に没入するバーチャルリアリティは、うってつけのメディア形態と言える。

とはいえ、スマートデバイス側にもGoogle Glassなどのメガネ型のデバイスが登場してきているのも事実。差別化は一筋縄ではいかないかもしれませんね。(PC Watch)
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