昨日から各所で話題になっていますが、アニメ制作会社「A-1 Pictures」に勤めていた男性が自殺した件が新宿労働基準監督署により労災認定されました。
和泉弁護士によると、男性は正社員として０６年から０９年１２月まで勤務。会社にタイムカードで労働時間を管理する仕組みはなかったが、通院した医療施設のカルテには「月６００時間労働」との記載があった。
普通に1日8時間（8時30分-17時30分・昼休み1時間）の勤務を月～金続けると、1か月160時間になります。月600時間はそれの3倍以上。土日の休みなく1日20時間も働く計算になります。うつ病になるのも納得の数字です。
「A-1 Pictures」は「マギ」「銀の匙」「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」「青の祓魔師」「宇宙兄弟」などを手掛けてきた大手制作会社。ソニーの100%子会社のソニーミュージックの100%子会社のアニプレックスの100%子会社（ソニーのひ孫会社）にあたります。
アニメの労働環境がひどすぎるという話は昔からあって一向に改善される気配がありません…。経済産業省がまとめたガイドラインによると、親会社から注文を受けた時に金額が決まっていなかったり、発注の書類が無かったりするケースが散見されるようです。 アニメに携わる労働者の方は、労働組合を作って会社側に対抗する姿勢を見せるとか、法律をかじっておくとか、中小企業庁に相談するとか、したほうがよいのではないでしょうか。（スポニチ）
参考：元アニメ制作進行だけど、質問ある？（暇人速報）
参考：低賃金・過酷労働を強いられる厳しいアニメ業界（NAVERまとめ）
参考：アニメーション制作業界における下請適正取引等の推進のためのガイドライン（経済産業省）
参考：下請かけこみ寺（中小企業庁）
関連：A-1 Pictures オフィシャルサイト
それじゃあ間に合ってないから問題なんだよね。人が亡くなってから対処したら明らかに遅い。。
自殺するくらいなら仕事やめればいいのに
法律をかじる余裕もないのでは。
本当のブラックは忙殺されて抗議活動する暇はないと思う
そしていつしか抗議活動する気力もなくなると
１日の内たった数時間だけある休憩時間は気絶するように眠るだけだから対抗策取る余裕も時間も無いんだよな
気力も完全に無くなって休日はずっと眠り続けるだろう
友人がドラゴンボールとコナンに参加してたけどこんなだった。
会社に寝泊まりして食事と休憩以外はずっと仕事って感じだから、異常な勤務時間になってた。
ただ話を聞くと、プレッシャーのない職場ならダラダラ描いてるだけで、居眠りしたり同僚とアニメ実況したり、学生気分で割と気楽らしい。
プレッシャーのある職場だと、不可能なノルマを強制して想像通りのブラックになるとか。労基署に相談しても何もしてくれないから逃げるしかないって言ってた。
あとアニメや絵描き、作曲家は業務委託（描いた枚数で給与が決まる）か社員（労働時間で給与が決まる）かも大きな違いだな。
ジブリなんかは後者だけど、実態として前者なブラック会社も多いし…
って記事みたら「制作進行」でスケジュール管理する側か。
上からはスケジュール遅らせるな、下からは無理ですと言われる立場だな。
●○治●は漫画だけ描いてくれてりゃ
よかったのに。
アニメほどじゃないけどゲームもそう
でも続ける人がいるのは理由があるんだよ
他のどの職種よりも「好き」を人質にされているから。
イースターに続き大手制作会社がこんなことになったかー
こりゃ業界相当やばいでー
来年には影響はないと思うけど再来年の作品は相当減るだろうな
描いた枚数で給与が決まる方がブラックなのかー
同じ労働時間違う結果でも給料は同じ、っていうのはいまいちやる気起きないでダラダラしちゃう気もするけど
人事評価って難しい
＞描いた枚数で給与が決まる方がブラックなのかー
枚数を買い取りにすると、会社は単価を・社員は品質を下げて稼ぐようになる。
＞同じ労働時間違う結果でも給料は同じ、っていうのはいまいちやる気起きない
そこは評価で差がつくのが正しい労働環境。
頑張っても評価に差がないから給与も同じで「やる気が起きない」となる。
一向に労基とか無いからな
アニメーターはアホすぎるのか優しすぎるのか
いい加減なんとかした方がいいと思う