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「辛くない時期はなかった」 月間1億2000万PV「はちま起稿」管理人インタビュー


大手ニュースブログの「はちま起稿」元管理人の清水氏がITmediaのインタビューに答えています。ご存知の通り数々の炎上の渦中にあった個人運営のブログでしたが、現在は複数のライターによる体制に移行しています。

 現在の更新メンバーは「片手で数えられるほど」で、この数人でローテーションを組んで24時間、1日約50本の記事を投稿している。当初は清水氏1人で運営していたが、たった1人で1日18時間、ひたすらサイトを更新し続ける体制に限界を感じ、2011年9月から現在のような複数記者体制になった。

具体的な組織体制などについても「チーム制です」と答えるのみで、それ以上は明かしてもらえなかった。書籍内にも詳しい記述はないので、そのあたりに期待して読むとガッカリするかもしれない
 「編集部」のようなものはなく、記者はそれぞれ自宅から作業しており、やりとりはSkypeチャットを通じて行う。

と、今の運営体制が少し明かされたり、これまでの炎上の裏で感じてきたことや、著作権侵害についてのスタンスなどが語られています。最近は文の引用もやめてオリジナル文でのサマリ表記に切り替えるなど、急激に合法的サイトへと舵を切っています。(ITmedia)

うちのサイトは2000年から続くかなり古い部類のニュースサイトですが、当時のニュースサイト管理人はみな著作権侵害にかなり神経を使っていたことを覚えています。実際に新聞社や出版社に訴えられたサイトもいくつかありました。(うちのサイトもスクエニ法務から怒られたことがあります。)

一方、2ちゃんねるまとめサイトは画像も含めて全文転載とか、かなりブラックなことをやっていて、「ここまでやっていいんだ」の線がかなりゆるくなってしまった感があります。たぶん新しくネットを始めた方は、かつて管理人が逮捕されたりしていた事実を知らないのではしょうね…。

「はちま起稿」自身がブラックからホワイトへと方針を転換する中で、自身だけでなく周囲のサイトもホワイト化するような方向に持って行って欲しいなと思ったのでありました。

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