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アメリカでは富裕層が「独立」して市を創設。所得によって社会が分断されはじめる

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アメリカの富裕層は、「税金をたくさん取られる割にそれに見合った行政サービスを受けられていない」として、富裕層たちだけで集まって新しく地方自治体を設立するケースが出てきているそうです。こうして設立されたジョージア州のサンディ・スプリングス市の市民は平均年収1000万円。

警察と消防を除く、すべての業務を民間に委託。
同じ規模の市なら数百人は必要な職員の数を9人に抑え、徹底的なコストカットを進めました。市民課や税務課。道路や公園などを造る建設課。さらに、市の裁判所の業務まで民間に委託しました。裁判長は必要なときだけ時給100ドルで短期雇用します。

と、徹底的にコスト削減をして効率的な行政システムになっているようです。一方で貧困者ばかりになった市は税収が少なく、公共サービスが次々に縮小していく有様。(NHK)

努力した者が報われる(=そうでないものが没落する)社会か、がんばってもがんばらなくても平等な社会なのかは、現代社会では前者を選択したわけですが、格差が拡大するに連れてだんだんと歪みがたまってきているようにも感じますね。頑張らない人が没落していくのではなく、頑張らない人にどうやって頑張らせるかという視点にならないと解決策は出てこないかもしれないですね

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