マイクロソフトはWindowsなどの脆弱性(セキュリティホール)を解消するアップデートパッチ8件をリリースしました。しかし、4月9日でサポートが終了したWindows XPおよびOffice 2003に対しては予告どおり用意されていません。Windows XPにも今回の脆弱性が含まれている可能性が高く、しかもパッチの公開によってそれが白日のもとにさらされてしまったため、今後ハッカーがこれを狙ってくることが考えられます。まだWindows XPを使ってネットをしている方、そろそろ引き際です。(クラウドWatch)
MS14-022:Microsoft SharePoint Serverの脆弱性により、リモートでコードが実行される(2952166)
MS14-023:Microsoft Officeの脆弱性により、リモートでコードが実行される(2961037)
MS14-024:Microsoftコモンコントロールの脆弱性により、セキュリティ機能のバイパスが起こる(2961033)
MS14-025:グループポリシー基本設定の脆弱性により、特権が昇格される(2962486)
MS14-026:.NET Frameworkの脆弱性により、特権が昇格される(2958732)
MS14-027:Windowsシェルハンドラーの脆弱性により、特権が昇格される(2962488)
MS14-028:iSCSIの脆弱性により、サービス拒否が起こる(2962485)
MS14-029:Internet Explorer用のセキュリティ更新プログラム(2962482)