ドコモの新料金プラン「カケホーダイ&パケあえる」は発表されるや人気となっていますが、その裏側を支える巨大基幹システム「アラジン」に迫った記事が日経に掲載されています。携帯電話の料金は極めて複雑で、しかも契約者数か6000万人と膨大。さらにリアルタイム性が求められます。それゆえ、システムは大規模化してしまっていたそうです。
14年間で8000件もの機能追加・変更を重ねた結果、初代アラジンのプログラム行数は稼働当初の160万行から2370万行へと15倍近くに膨らんだ。
発経験がある方ならとんでもない規模なのがおわかりいただけるかと思います。例えば、かなり安く「1行1000円」で見積もってもシステムの開発に237億円かかるわけです。
そんなぶくぶくに太った巨漢システムを2010年に刷新して10分の1にダイエット。処理も早くなって今回のような大胆な料金プランが作成できるようになったそうです。(日経)