シミュレーションRPGの金字塔「タクティクスオウガ」。19年前の1995年10月6日に発売された作品ですが、新たに隠しコマンドが発見されました!開発者の松野ディレクターはTwitterで3年ほど前にコマンドの存在は明らかにしていたものの、「書き留めたメモが行方不明になってしまい、再現することができない。」とコマンド自体は謎となっていました。
今回明らかになったコマンドは、2ちゃんねるで報告されたもので、次の通り
1.「ウォーレン・レポート」の画面を開く。
2.2Pコントローラーで、↑→↓←Y ↑←↓→X ↑→↓←L ↑←↓→R ↑↓↑↓B ←→←→A SELECT・SELECT・START・START AAAAAAAの順に入力する。
3.時間表示の一桁台が9になった時にBを入力する。
これを実行すると各民族のカオスフレームが表示されます。これは各民族が主人公に対して抱く支持率のようなもの。Twitterではさっそくコマンドを試したみた方がスクリーンショットを投稿しています。(iNSIDE)
追記:松野泰己さんがネットで話題になっていることを受けてTwitterでコメントを発表しています。当初、この機能は隠しでは無かったそうですが『ゲージを意識したプレイを最初からしちゃうので封印』したとのこと。後日、裏技として情報公開しようと思ってたところ、クエスト社からスクエニに引き抜かれてしまってお蔵入りになったようです。
裏技といえば、SFC版TOには民族別カオスフレーム(デニムに対する好意を示すゲージ)を表示する「裏コマンド」なる技があったんだけど、書き留めたメモが行方不明になってしまい、再現することができない。皆川Dも知らないって言ってたから、チート以外では誰も再現できないんだよなぁ('Д')
— 松野 泰己 (@YasumiMatsuno) 2010, 10月 24
節子おまえの騎士団のリーダーはオウガや… #tacticsogre pic.twitter.com/5xXzRMNEnn
— 華章(ハーロックの革パン) (@kashow0914) 2014, 6月 1
ネットで話題になっている「SFC版TOのカオスフレーム閲覧用裏コマンド」だけど、本来はデバッグ用ではなく、商品に入れる事を前提の機能として実装した。
ところがこのゲージを意識したプレイを最初からしちゃうので封印w
デバッグ時に確認できないと困るので機能自体はそのまま。(続
— 松野 泰己 (@YasumiMatsuno) 2014, 6月 2
続)製品版で完全にクローズしてもよかったけど、いずれ裏技として情報公開しようと考えたこともあり、製品版にもそのまま実装。
ただ、僕がQ社を退職したので情報公開が行われなかったというわけ。
今でもQ社から権利譲渡の際に引き継いだ資料(処分されてなければ)には記載が残っているはず?
— 松野 泰己 (@YasumiMatsuno) 2014, 6月 2
ちなみに紛失したのは、自分がプレイする時にと考えて付箋に書いておいたメモのこと。
SFC版のケースに入れておいたのだけど、いつの間にか無くなっていた。
裏コマンドをどうやって見つけたのか、色々と推測できるけど、20年近く経過して日の目を浴びるというのもまた面白い。
— 松野 泰己 (@YasumiMatsuno) 2014, 6月 2
当時はバグ技も減りつつあり、話題作りのためにあえて製品に裏技っぽい仕様を仕込むという時代でしたからね~ヽ(´ー`)ノ ちなみに本当のバグ技としてはアイテムの無限増殖があったようです(汗 @kirik なるほど
— 松野 泰己 (@YasumiMatsuno) 2014, 6月 2
オウガバトルサーガは、人生で一番好きなゲームです!
一応ご本人はスクウェア(当時)へ引き抜かれたわけではない、とおっしゃってましたよ
クエストが本業で会社が傾いて、社員を減らす過程で松野もオウガ開発のリーダーとして同僚たちを切らねばならず、その責任を取るために伝説のオウガバトル完成後に辞意を伝えていて、色々タイミングが重なって結局TO完成と同時に退社したんだっけか。
んでプラプラしてる時に、当時スクウェアにいた三原さん(現アリカ副社長)に、坂口さんがなんかのSRPGにハマッててウチでもそういうのん企画してるんだけどどうよ?って誘われて入社した。
言わずもがなな方法で見つけたんだろうけど、
コマンドが長すぎる・・・
今さら試す気にもならんしなぁ
それよりも続編・・・
SWも7~9まで作るんだから、
オーガバトルサーガも残りの話をどうか!