世界最大のゲーム展示会「E3 2014」で任天堂が発表したWii Uの新作ゲーム「Splatoon」がスゴイという記事をご紹介。ジャンルはTPS。TPSというと、銃で殺し合いをする典型的な「洋ゲー」ですけど、そこは任天堂。 水鉄砲にペンキを入れて、打ち合うカワイイ見た目になっています。 相手を殺すことが目的じゃなくて、街中をペンキで自分色に染めることが目的。陣取りゲームになるわけです。
SplatoonがTPSの目的を「銃で敵を撃つ」から「インク銃でナワバリを奪い合う」に変えた。するとどうなるか。
「FPSやTPSは残酷で血なまぐさい」→カラフルなビジュアルで子供でも楽しめる
「どっちが優勢か数字の上でしか把握できない」→マップに塗られた色を一瞬見るだけで分かる
「戦況把握が難しい」→色が混ざり合っている場所が激戦区
「下手な人は上手い人のじゃまになる」→敵を倒せなくても、インクをばらまくだけでナワバリ拡大に貢献できる。
「隠れてスナイパーライフルで狙うだけの人がいる」→倒した数が重要視されないのでやる意味が少ない
「操作が複雑」→リロード、隠れる、高速移動、壁登り等を「イカになってインクに潜る」に一本化し、ボタン一つに集約
従来のTPSが抱えていた問題が一挙い解決しててすごいアイディアだ！というわけ。ソース元記事のN-Stylesさんではそんなアイディアを生み出すに至った任天堂のプロセスについて考察も行っています。（N-Styles）
プロモーションムービー
E3会場で8人対戦してるプレイ動画