メタルギアシリーズの小島監督がTwitterでゲーム制作にかける思いを語っています。『ゲームは映画とは違い、自分で行動が可能。』とゲームというメディアのアドバンテージを認識する一方で、『だから主人公に得意な設定や複雑な過去がある程、プレイヤーとの距離は開く。』と、ゲームでの感情移入を妨げる点を指摘。その上で、MGSVでこれを解決する方法を語っています。その方法とは、『主人公の感情にプレイヤーを同じ位置に持ってくる。』ということ。
そんなスネーク達が大好きで堪らないファンたちに、英雄である我らがスネークに、「TPP」ではゲームを通じて、プレイヤーと共に納得して「墜ちて貰う」。物語の未来(終焉)は決まっているのでそこに向かうしかない。ここが最も難しいところだが、悪人を描くのではない、悪に墜ちる英雄を描くのだ。
(Game*Spark)