テレビアニメ『シドニアの騎士』を手掛けた「ポリゴン・ピクチュアズ」は、日本の会社でありながら『トランスフォーマー プライム』など海外のCGテレビアニメを中心に活躍する大規模CGスタジオ。放送当日の朝に納品することもあるようなアニメ業界において、シドニアの騎士は2ヶ月前に納品したそうです。その裏には、日本の製造業のようなマネジメントがあるようです。CEOは新日鉄出身。
「クリエイティヴの業界って、ほかの業界で当たり前に行われていることが、きちんとできていないんですよ。でもわれわれはクリエイターが結婚して、子どもをもち、家をもつという普通の生活設計ができるようにしたい。生業として、ちゃんとやりたいんです。だからアニメづくりも製造業としてとらまえる。理知的に、体系的にマネジメントしていく。
いい会社だ…!日本のアニメ業界は労働環境もが悪く低収入だと言われていますが、こうしたマネジメント手法は3Dに限らず2Dにも適用できそうな気がします…。(Wired)
関連:会社公式サイト
二ヶ月前ってすげぇな。
CGと普通のアニメの手間の差はわからんけど、体制が整ってれば出来るんかね。
だとすれば他所の上層が無能丸出しってことよねw
こういうきちんとした労働環境の整った
アニメ・CG製作会社が
どんどん増えてほしいな
>>海外のCGテレビアニメを中心に活躍する大規模CGスタジオ
ここ重要
結局日本じゃこの体制は整わないんだよねぇ
向こうはディズニーと言う成功例があるし強い
CGなんてと最初は馬鹿にされたが、毎年CG作品を作りクリエイターへ給与を払い続け、アナ雪まできた
日本は目先の利益を追求し萌えやポル産に走ったからね、もう子供から大人まで見れる丁寧なアニメは壊滅した
逆にこのお陰で駄作でもジブリと言うだけで価値が生まれる
2Dで大量生産マネジメントなんて無理じゃないかな。
こんだけやっても国内の需要はこの程度だし、海外に長尺でそういう仕事が転がってるとも思えない。
そもそも日本のアニメですら部分的には海外委託しだし、しかも3D活用の流れになってきてる。
大規模って言うけど、この会社はそんなに大きくないんだよな。
あと知り合いのアニメーターに言わせると、絵コンテ切る段階で数ヶ月遅れなのを、製作のスケジュールを削って間に合わせるような弱いものイジメをしないで、問題を起こした上流行程(大抵は大御所やら偉い人)の責任を追及出来る当たり前の会社にならないと無理だろ…との事。
キャラまでCGだと表情の豊かさが無くて残念です
頑張ってるのは分かるけど、まだ無機質感が無くならないんだよね
どっかの有名な人も、アニメ制作における遅れは、脚本家と絵コンテのせいだって実名告発してなかったっけ?
たしか自殺したA1の進行も、こういう理不尽な押し付けに悩み疲れて…だったはず。
大抵は監督が絵コンテやレイアウトするからな、ここで半分以上の時間が食いつぶされる。
なのにお偉方のスケジュールでは一瞬で終わるか事前に完成してる予定になってるのが笑えるわw