昨年公開されるなり、口コミで評判が広まりあっという間にオタク界を席巻してしまったブラウザゲーム「艦隊これくしょん」。その中心人物となる角川の田中謙介氏とDMMの岡宮道生氏がCEDEC 2014で講演を行いました。 ちなみに2人とも元スクウェア・エニックスです。
艦これの運営において大きな特徴は「課金アイテムを購入したくなる」という観点での調整は行っていないということ。
しかも運営の目標値である「KPI」はを追うのではなく,ユーザーにとって本当に面白いと思えるコンテンツを作ることに注力する,という姿勢だ。
拝金主義になっちゃってる一般的な日本のソーシャルゲームと違って、艦これは比較的良心的な運営だとユーザから評価されていますが、それを裏付ける運営方針です。なので、ネットでは開発運営費はグッズ収入でカバーしているに違いないというのが大方の予想だったのですが、今回明かされた収入の内訳は衝撃的なものでした。
開発運営費の90%は,ゲーム内の課金から成り立っている。フィギュアや小説といったマルチメディア展開からのロイヤリティは10%を占めるに留まる。
グッズすくなっ!(4Gamer)