欧州の彗星探査機「ロゼッタ」の着陸船「フィラエ」が火星と木星の間にある「チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星」に着陸したというニュースが世界中を駆け巡っていますが、フィラエが撮影した着陸地の様子が地球に到着しました! 2003年に打ち上げられてから10年かけて目的地に到着したと思うと感動せずにはいられません。ESAが公開した解説動画がかわいいですw。
ちなみに、日本の探査機「はやぶさ2」は11月30日打ち上げ予定。長い旅はじまります。(ITmedia)
Now that I’m safely on the ground, here is what my new home #67P looks like from where I am. #CometLanding pic.twitter.com/gFmt8Ldvpa
— Philae Lander (@Philae2014) 2014, 11月 13
【太陽系が誕生したのは何年前?】
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太陽系は何年前に誕生したのか。
科学者はこれについて「45億年以上」という天文学的な数字を弾き出している。
だが、よくよく調べてみればわかる通り、これに対しては根拠が薄いばかりか、
昔から多くの疑問がつきまとっている。
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太陽系の年齢に矛盾する無数の要素のうち、特に有名なのは「彗星」である。
「彗星」とは「太陽系とともに誕生した」小天体のうち、氷や塵を主成分とし、
太陽に接近すると太陽風に晒されて長い尾を引くものを指す。
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彗星はこの尾を引く際、核の表層部分を次第に失っていく。
つまり年月が経てば経つほど小さくなっていくのである。
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では、彗星はどのくらいの期間で摩滅しきって無くなってしまうのだろうか?
天文学者によると、大抵の彗星の寿命は「1万年」程度、
最大でも「10万年程度」と試算されている。
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この珍妙さがわかるだろうか。
彗星は「太陽系の誕生」とともに作り出され、
その頃から太陽の重力に捕らわれて周回し続けているものである。
ゆえに一般に言われている「太陽系の寿命は45億年以上」というタイムスケールで考えると、
その存在自体がそもそも説明がつかないいのだ。
何せ誕生してから最長10万年程度で消えて無くなってしまうものであるため、
太陽系が誕生してから45億年も経っているという考えの中では、
今なお彗星が存在して太陽の周囲を
周り続けているという事実を説明できないのである。
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これに対して天文学者らは
「太陽系の遥か彼方、0.16~1.58光年ほども離れた、
地球からは観測できないほどの遠くに、
“オールトの雲”という長周期彗星のもとになるものが存在しており、
そこで彗星が新しく作られ、地球めがけて飛んでくるのだ」
という、発祥も彗星誕生の原理すら不明な、
ありもしないものを仮定した苦しまぎれを述べている。
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しかしこの1950年に提唱された“オールトの雲”なるものは
今まで一度たりとも観測された事がないばかりか、
物理的、理論的にもそのようなものがあるとは考え難いのだ。
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「太陽系の最外縁部に木星サイズの質量を持つ天体が存在し、
それが地球へ向けて彗星を飛ばしている」などという珍説もあるが、同様に根拠が薄い。
正直言てダークマター同様の眉唾物にすぎないのである。
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太陽系が誕生してから45億年以上が経過したという根拠のない「仮説」と、
太陽系誕生以降最長10万年しか存在できない彗星が今なお存在しているという「事実」。
どちらを信じるべきであろうか?
もし後者を取るのなら、それは太陽系というものは
誕生してからまだ僅か10万年ほども経過していないという
「現実」が浮かび上がるのである。
彗星の寿命も仮説だが…
対比物がないから分かり難いけど、エベレストと同じ大きさの彗星だとか。
着陸失敗だったのか、残念だな。。。