クラウドゲーミング技術を開発しているスクエニの子会社のシンラテクノロジー社が開発者向けのカンファレンスを開催しました。技術的なプレゼンテーションや実機デモが行われたようです。
これまでのクラウドゲーミングは、家庭用ゲーム機相当の計算リソースをクラウド上に置いて、その上でゲームを実行しているにすぎませんでしたが、シンラテクノロジーはクラウドを前提としてもっと効率的にリソースを共有してゲームの処理を行うというもの。
欠点は専用設計のゲームを開発しなければならないところだと思いますが、そのコストに見合うだけの効率化の効果があるがが普及のカギでしょうか。和田氏は『すでにビジネスとして実現できる目処は立っている』と発言しており、開発コミュニティの充実化とともに期待ですね。
一般の仮想化技術も最近はDPDKとか、コンテナ化とかオーバーヘッドを極限まで減らして効率的に使える技術がそろってきてますから、それを上回るメリットが示せるかどうか。（Game*Spark）
