最近は日記をさっぱり書かなくなっちゃいましたけど、毎日のように日記を書いていた数年前はじいちゃんの話題を書いたりもしていました。そのじいちゃんが亡くなりました…。うちは二世帯住宅で、子どものころからじいちゃんと一緒に育ってきたんですが、まぁー、カメラやらパソコンやらが大好きで話が合うじいちゃんでした。なにかあるとすぐ自転車でヨドバシカメラに行ってるというw。
斎場で写真のスライドショーを流そうと思って、じいちゃんのPCの写真を整理していると、不思議な感覚に陥りました。本人が写っている写真があまりに少なくて、選ぶのに苦心しているところで、はたと、ああ、これはじいちゃんの目線だから本人が写ってないんだなあと気づいて。その人生を追体験しているような感覚。たくさんの笑顔が写っていてほっこりしたのでした。楽しい人生だったようでよかった!
上の写真は、秋頃に撮ったうちの0歳の子どもと88歳のじいちゃんの写真。鉄鋼マンとして高度経済成長を支えてきた重みのある手と、ぷにぷにの無垢な手。前の世代の人たちが築き上げてきた世界を受け継ぎ、よりよい世界を次の世代に残していけたらいいなぁ。