1995年に発売され、今なお「神ゲー」として世界的に高い評価を受けているスーパーファミコン向けゲーム「クロノ・トリガー」。 ドラゴンクエストの生みの親である堀井雄二氏と、ファイナルファンタジーの生みの親である坂口博信氏がタッグを組んで開発した夢のRPGでした。ゲーム業界の重鎮である2人が対談をしている記事をご紹介。
坂口 『ドラクエ』方式を参照して、主人公は喋らせないことにしたんですよね。
堀井 体験型の『ドラクエ』と、ドラマを見せる『FF』をかけ合わせた感覚だったよね。ゲーム画面は当時のスクウェアさんっぽさが前面に出たグラフィックで、でもプレイした感覚はどこか『ドラクエ』っぽいという。そして『クロノ・トリガー』といえば、忘れもしない、六本木の全日空ホテル(現ANAインターコンチネンタルホテル東京)で最初に行なわれた合宿(笑)。
―まさかの『クロノ・トリガー』合宿ですか!?
堀井 そうそう。豪華だったな~(笑)。エニックスでも合宿とかやったことあったけど、あんな高級ホテルには泊まらないし、食事のお皿も自分で下げるような合宿所だったから「さすがスクウェア、お金あるな!」って心の中で叫んでましたよ(笑)。
坂口 いやいや、あの時は大御所の堀井さんをお迎えするっていうんで、特別にということでかなりムチャしたんです(笑)。いつもならもっともっとグレードが低いところで合宿でしたから。
詳細はソース元記事を見ていただきたいですが、お互いがドラクエやFFをどう思っていたかや、ライバル意識など時間が経った今だから話せるエピソードがたくさん語られています!スクウェアとエニックスが一つの会社になってしまうなんて当時は思いもよらないことでしたねぇ…。(情報提供:名前さん@ひとことBBS)
関連:インタビュー前編(infoseek)