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トヨタ、CM曲にドラクエ3「おおぞらをとぶ」を採用した理由を語る  「クルマ離れ世代が旅と冒険で思い描くのはゲームの世界」


最近、テレビからドラクエ3でラーミアに乗った際に流れる名曲「おおぞらをとぶ」が突然流れてきて振りむいちゃった経験がある方がいるかと思いますが、トヨタのハイブリッド車「アクア」のCM曲として採用されています。その意図をトヨタマーケティングの方に取材した記事をご紹介。

新作CMのコンセプトは”旅と冒険”にしました。加えて、クルマ離れが見られるようになった20代30代をターゲットに見すえたとき、”旅と冒険”というテーマで彼らが共通して思い描く舞台は、日本でも海外でもなく”ゲームの世界”だと気づきました。彼らの多くが、ゲームのなかで見知らぬ地へ旅をし、幾多もの冒険を繰り広げてきた経験を持っています。(中略)もちろん、制作チームが『ドラゴンクエストⅢ』世代だったというのも大きな理由ではありますが(笑)」

とのこと。アクアのCMは初音ミク&まらしぃの千本桜や、FFのプレリュードチョコボのテーマドラクエからは「冒険の旅」、モンハンから「英雄の証」と、連続してゲーム世代に響く音楽を採用していますが、CM中には一切ゲーム画面などは出さず、美しい風景と美しい音楽でクルマの魅力を伝えるものになっています。そんな「わかる人にだけわかる演出」はネット上でも好評で、ナンバープレートがこっそり「LA-3A」(らーみあ)になっているところに気付いた人がかなりたくさん。(SPA!)

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