ゲーム開発者のためのFF15開発のため国際会議「CEDEC2015」が今年も開幕しましたが、初日にスクエニの開発者からFF15に関する技術的な講演がありました。テーマは「AI」と「アニメーション」。
AIは、ゲーム中の味方キャラや敵キャラの行動を支配する「思考」の部分になりますが、ここがアホすぎるとゲームはすぐに糞ゲーになってしまいます。FF15では「ビヘイビアツリー」と「ステート・マシン」というアルゴリズムを中心に組み合わせ、環境からの割り込みなどに対応したり、仲間全体を管理する一階層上の存在「メタAI」を定義することで複雑な思考を実現しているそうです。
アニメーションはグラフィックのリアリティを大きく左右するこれまた大事な要素。キーワードは「接地感」で、リアリティーを出すために実際に洞窟に入ったり山登りをしたりと様々な環境でロケハンを行っているとのこと。アニメーションにおいて、従来のゲームでは決まりきったモーションを繰り返すだけといったものでしたが、FF15では体験版のキャラ1人だけで基本移動360モーションがあり、さらにAIによって挙動が制御され、さらにキャラクターのいる環境にあわせてモーションが修正される「Procedural」という処理が入っているそうです。壁に近づくと手を触れたり、斜面では靴裏が接地するよう斜めに立ったり。神は細部に宿るとは言いますが、本当に細かいところまでこだわって作られていることがわかりますね!(Game Watch)
コメント
コメント (4)
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なんか力の入れるところを間違ってると思うけどなぁ
何もかもを現実に合わせるんじゃなくて、ゲームとして、現実を超えないと面白くならないと思うけど
これは技術的な話だし、デザインやゲーム部分とは異なる部分だと思うけど、次世代機向けとなるとMGSのようにこのくらいしないといけないんだろうな。
しかし、それができる会社が日本では限られてるという。
15はこの技術を宝の持ち腐れにしないように頑張ってもらいたいな。
なんかズレてんだよなあ
いまさらだよこんなの
そうですかね、自分はこういうのを見ると凄く楽しみに感じますが。