東京ゲームショウのあと、近隣のホテルの一室で行われたFF15開発者とファンの懇談会イベントに参加しました!2時間半にわたる長いもので、詳細をレポートしたいところなのですが、詳細な内容はオフレコだとお達しが出ていますので、概要だけレポートします!>>続き
集められたのはファン10名。FF全シリーズガッツリプレイしている方から、FFは8以来やっていないという方まで幅広いバックグラウンドの方々が集まりました。みんなこのような不意打ちイベントの経験はなく、ビクビクしながら豪華なロビーで待ちます。やがて、披露宴で使うような一室に案内されると…! そこには有名なFF15開発者がズラッと揃っているではありませんか!?神々が目の前におる…!!
(※管理人の目線によるイメージ)
緊張のあまり誰一人として出されたコーヒーやお菓子に口をつけることができない中、田畑さんの仕切りで開発スタッフの自己紹介から始まります。憎まれ口を叩きつつ冗談混じりの自己紹介で、FF15開発チームの仲の良さが伝わってきます。
場が和んだところで、その後「今日はどうだった?」と本題に入っていくわけですが、詳細は書けないのでざっくり言うと、FF15についてみんなの考えを聞かせてくれ!という趣旨のものでした。
印象的だったのは田畑さんや開発チームの真摯的な姿勢。ぶっちゃけた批判もまず受け止め、それを本気で解決させようと掘り下げていくように語っていました。FF15チームは今のFINAL FANTASYシリーズに対する危機感をかなり強く持っていて、FF15でそれを打破していきたい!という強い情熱をひしひしと感じました。
ネット上の批判内容などもよくご存じで、様々な意見に目を通しながら開発内容のジャッジを行っていることをうかがい知ることができました。中には正反対の意見も出てくるわけで、相容れない複数の改善案の中で、どういった作品にしていくべきなのか?を判断することの難しさを語っていました。
休憩時間には田畑さん以外の開発スタッフとも自由に談笑でき、それぞれ貴重な開発秘話を聞いていました。「この絵すごいですね!」「描いたの自分っす」みたいなww 中には生原画などの開発資料つきで詳しく説明してくれる場面も! 公開されたロケハンムービーは苦労のほんの一部で、クオリティに対するハンパないこだわりと、気が遠くなるような膨大な作業量を実感しました。
最後は参加者全員でボードにメッセージを書いて、集合写真を撮影。サイン入りの記念品(フライヤー+特製Tシャツ)をもらって終了となりました。部屋を出るときは田畑さんが一人一人の参加者を見送り、僕も熱い抱擁をかわしました!!
…と、こんなかんじで夢のようなひとときでした!約二時間半があったいう間で、今でも信じられないです…!
個人的に田畑さんや直良さん、野末さんなど開発スタッフのみなさんうちのサイトをご存知だったのがめっちゃ嬉しかったです!頑張ってくださいと言うはずが、逆に頑張ってくださいと言われてしまいました(笑) 今後も微力ながらがんばります…!
マーケティングの大藤さんいわく、このようなファンとの交流イベントは海外ではよくやっていたそうですが、それを日本でやってみようという初の試みだったとのこと。結果的に、開発チームとしても得られたものがあった(…のかな?) もし、今回が成功なのだとすれば、今後のゲームイベントでも行われるかもしれませんね! みなさんにもチャンスあるかもです。
FF15はヴェルサスから数えると、約10年の開発期間となっていて、スクエニ史上で最も難産のゲームになっていると思います。しかし、現場は疲弊するどころかめちゃくちゃ熱く、前向きで安心しました。このチームならば、2016年の発売を現実のものとしてくれそうだと確信しました!以前、FF15の開発スタッフ募集に「FFXVを完成させるぞという強い気持ちのある方」「体力に自信がある方」と書かれているのが話題になりましたが、まさにそんなイメージw
今回のようなイベントのほかにも、公式フォーラムや、ATRなど、ユーザとの対話を進めながら開発を進めていく方法は、FFナンバリングのパッケージゲームとして初の試みになると思います。みなで一緒に最高のゲームを作り上げていくお手伝いができれば、素敵ですね!
スクエニスタッフのみなさま、本日はありがとうございました! 今後も人類史上最高のゲームをめざして開発頑張ってください!!
※追記:
この記事は、スクエニにどこまで書いてよいかを確認した上で記事にしています。
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