本日付けの日経新聞が東芝、富士通、VAIOのPC事業が統合へ向けて交渉中であると報道しました。年内に基本合意し、もし実現するとNECレノボを抜いて国内首位のPCメーカーが誕生することになります。この報道を受けて東芝と富士通は「当社が発表したものではありません。」とお約束のコメントを発表しています。
ご存知のとおり、東芝は不適切な会計処理問題でゆれ、富士通はPC事業の分社化を発表したばかり、ソニーはPC事業を切り離し済み。厳しい状況の中でなんとか生き残る案を検討しているものと思われます。足元ではデルやHPといった米国勢に加えて、ASUSやacerといった台湾勢も国内市場に侵攻してきています。さらにスマホ＆タブレットの台頭で市場全体のパイは小さくなる懸念もあり、日本企業が活路を見出すことができるのか注目されます。（日経）
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