ソニーのゲーム部門を取り扱う子会社であるSCE（ソニーコンピュータエンタテインメント）は社名をSIE（ソニーインタラクティブエンタテインメント）に変更すると発表しました。ソニーのプレイステーション関連のネットワークサービス部門と統合するため。本社は東京ではなく米国となります。
初代プレイステーション開発のために1993年に発足した同社ですが、以来22年の社名に別れを告げることになります。もともと、ソニー本体の経営陣の大半に認められなかったゲーム事業をスピンアウトする形で始めた経緯からか、当初はソニー本体とは仲が良くはなく、ソニーのロゴの露出が少なかったりPS2にメモリースティックスロットが搭載されなかったりしていました。それが今やソニーのネットワークサービスを担う大きな柱に成長し「プレイステーションビデオ」「プレイステーションミュージック」などゲームにとどまらない複合コンテンツ事業へと変貌を遂げています。GoogleやAppleやAmazonに対抗できる数少ない（唯一？）の日本資本によるグローバルコンテンツサービスとしてこれからも発展していってほしいですね！（ソニー）
